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一番大事なキャッシュフロー!

こんにちは、税理士の渡邉です。

会社経営では、売上や利益が重要ではあるのですが、実際のところ手元資金がどの程度あるか、が重要事項になって参ります。

売上大きく伸ばして急成長を遂げている企業様で往々に見られるのですが、「預金が足りない」という事態です。

いやいや、それなりに売上あるなら資金も潤沢なんでしょ?と思われがちですが、そういった時こそ収入よりも支出が先行して資金がひっ迫しがちです。

例えば、広告費をかけることで売上が伸びている場合には、売上金の入金よりも広告費の支払いが先行しますし、複数人でチームを組んで大きなプロジェクトを実行している場合には、プロジェクト完了時の入金よりも業務委託メンバーへの支払いが先行します。

会社の業績が伸びている時こそ、売上や利益の数字にとらわれず、月々の、できれば日々の預金残高に注意を払いつつ、先3ヶ月ほどの収入とし支出のタイミングを見越して預金残高に不足が生じないか、先を見据えることが非常に重要になります。